レアンドロ・エルリッヒによるパブリックアートが福岡に完成。
場所は天神地区に新たにオープンした「ONE FUKUOKA BLDG. (福岡ワンビル)」。福岡の新たなランドマークとして新作「ピクセル・ツリー」が2025年4月22日に完成。アーティストも来日し、トークが行われました。
作品コンセプト： テクノロジーとデジタルで生み出されたイメージが氾濫する現代、それは既に私達の日常世界の一部として新しい空間世界を生み出しています。それはもともとバーチュアルな世界ですが非物質的な存在であったことを超え、既に本来の自然環境と同時並行してもともと存在していたものであるかのように振舞っています。私たちが実際に存在するということと、テクノロジーによって作成されたバーチュアルな世界と現実の自然界の間のハイブリッドな近年の状況についての考察が、この作品プランのインスピレーションの源になっています。この木は典型的な木の幹に支えられそびえ立っています。緑は葉は生き生きとした気を思わせるでしょう。この彫刻では、ピクセルが 2 次元の性質を超え、彫刻的かつ 3 次元の性質を帯び、私たちのデジタル領域と自然界の美しさとの間の架け橋を象徴しています。
場所： 福岡市中央区天神一丁目11番1号 ONE FUKUOKA BLDG.
企画協力：ArtTank (小平悦子＋近藤俊郎）
