2020年11月21日―29日に鎌倉稲村ケ崎で開催された康夏奈(吉田夏奈)の展覧会の報告と作品紹介。会期後も引き続き全作品をこちらで取り扱っています。
2020年11月21日―29日に鎌倉稲村ケ崎で開催された康夏奈(吉田夏奈)の展覧会の報告をさせていただきます。コロナ渦にも関わらず多くの方に見ていただくことができました。一方で、短い会期につき、ご覧いただけなかった皆さんの為にも作品の紹介をさせていただきます。
1階 2006年―2011年頃までの自然をモチーフとした作品
1階には主に2006年頃のロサンゼルス滞在期から2011年頃までの作品を展示しました。中央に巨大なテーブルを設け、数多くのドローイングをファイルで見ていただくようにしました。
周囲の壁には2010-11年のBeautiful Limitの一部。本来は130枚程度のシートパネルで構成される作品で全てが展示されたのはオペラシティアートギャラリーの2011年展示のみ。この展覧会でも一部を展示しました。
また、作家の大学時代の友人でアーティストである岩崎貴宏さんに、康夏奈が使ったクレヨンを削って彼女がつくっていたコスミック・カクタスからインスピレーションを得て小さな柱を立てた作品を出展していただきました。
主な展示作品
2階 2007年Beer シリーズと2012以降の風景作品
2007年に一杯のビールをおいしく飲む為に7日かけて山を縦走するストーリー作り、その場面を描いた作品シリーズを制作。11年ごろに小豆島へ移住。それまでと異なる風景シリーズを描き始める。
展示作品
階段等の展示作品
3階 2016以降の諸作品
展示室3階に2016年のMOT Annual 周辺の作品と2019年の立山を描いたシリーズなど、近年の作品を中心に展示しました。
展示作品
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