東京都現代美術館 にて 康夏奈 作品展示

2022年03月19日~2022年06月19日

MOTコレクション 光みつる庭/途切れないささやき 展

康夏奈「花寿波島の秘密」2013年、瀬戸内国際芸術祭、小豆島のための作品、photo:ArtTank

東京都現代美術館の数多くの収蔵品の中から、作品を紹介するシリーズMOTコレクション展。昨年から開催されていた「Journals 日々、記す」展のシリーズからから引き続き、3月19日からは「光みつる庭/途切れないささやき」展が開催されます。鈴木ヒラク、福田尚代、三瀬夏之介の作品が新規に展示されるほか、前回のシリーズから引き続き、クリスチャン・ボルタンスキーや康 夏奈 (吉田夏奈) らの作品も見ることができます。

2013年から2020年に撤去されるまで瀬戸内国際芸術祭の人気作品、小豆島に設置されていた康夏奈(吉田夏奈)の「花寿波島の秘密」も東京都現代美術館に再展示されています。

この作品は2013年の第2回目の瀬戸内国際芸術祭の開催のころには数多くのメディアに取り上げられ、複数の雑誌の表紙を飾っていました。小豆島に近い小さな無人島「花寿波島(はなすわじま」。アーティストはそこへ何度もダイビングをして渡り、さまざまな角度から島を観察することを日課のようにしていました。小豆島から見るといつも同じ形にしか見えない島を様々な角度から描き、特に水中から島を見上げた、作家本人の島との出会いをそのまま観客にもしてもらおうと計画されたのがこの作品です。

東京都現代美術館「MOT コレクション 光みつる庭/途切れないささやき」展 公式ホームページ

同展覧会には「花寿波島の秘密」に関わる多くのドローイング、そして初期映像作品も展示されます。

会期:2022年3月19日(土)ー2022年6月19日

*新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として東京都の方針により臨時休室しておりましたが、3月23日(水)より開室されます。

ArtTankは康夏奈の代理人として残された全作品の管理、企画展のコーディネートや設営を行っております。また、一部の作品の販売を行うことで、作品のよりよい保全に努めています。作家、作品についての詳細、取り扱い作品についてはこちらをご覧ください。